ファンイベント「東京で楽しむ厚真のごはん会」レポート

2019年3月15日

こんにちは、エーゼロ厚真スタッフです。
先日あつまんまでも参加者を募集したように、首都圏の方々にも気軽に厚真の食の魅力を知っていただくため、料理研究家の丸山寛子さんによるファンイベント「厚真のごはん会」を3月13日に開催しました。当日のレポートをお届けします!

東京を中心に近県からも、合計16名が参加してくださいました。
まずは自己紹介タイムです。ご自身と北海道や厚真町との関わりなどを含めてお話いただきました。

厚真町出身の方や知り合いが厚真町にいる方、震災をきっかけに知った方、いつか厚真町に住んでみたい方、丸山さんのお料理のファンの方、など様々な背景の方々が集ってくれました。

エーゼロ厚真のスタッフからも震災時の体験や厚真町の今の状況をお伝えしました。

食材のこと、生産者さんのことを知ってほしいという想いから、丸山さんが特別に小冊子まで用意してくださいました。

さあ、お待ちかねのご飯タイムです。

当日ご用意した厚真の食材は、山口農園のハスカップ佃煮、小林農園の平飼い卵、堀田農園の原木椎茸、厚真希望農場の放牧豚、そして厚真のお米です。

メニューの一部を紹介します。

豪快に焼く、名物あづまジンギスカン
山口農園さんのハスカップの佃煮を丸山さんがひと手間加えて肉味噌風にアレンジ
小林農園の平飼い卵で絶品だし巻き卵
甘酒とハスカップに漬け込んだ放牧豚のソテー
サラダにはハスカップのドレッシングをかけて。
厚真町のさくら米とゆめぴりかを土鍋で炊いて食べ比べたりも。
デザートには平飼い卵のプリンまで

ほかにも様々なお料理が食卓にのぼるたび歓声や驚きの声が上がる、美味しく楽しい会になりました。

参加者のご感想をいくつかご紹介します。

Yさま
「地震で厚真町の名前は知りましたが、ハスカップや卵、しいたけ、ソーセージ等の
美味しい食材があることは知りませんでした。今回参加して美味しい食材と地震の後も
農業を続ける農家さんの想いを知り、考えるキッカケが出来て良かったです。」

Mさま
「仕事ではつながりがあるものの、厚真町の食べ物は初めて食べさせていただきました。めちゃくちゃ美味しかったです。特にハスカップのドレッシングが美味しすぎました。復興って言葉では簡単に言えるけど、厚真町の皆様のご心情についてよくよく心に留めて仕事をします。今回も本当に丸山さんには美味しいお食事を作っていただきまして、ありがとうございます。」

Nさま
「厚真町に想いを寄せる皆様に混じって食い気と興味のみで参加。集まった皆さんの真摯な姿勢と、丸山さんをはじめ主催側の熱い想い、そして素晴らしいおもてなしにココロもお腹も満たされました。ありがとうございました」

最後に今回のごはん会主宰の丸山さんにも今回のごはん会開催への想いをお伺いました。

私は「美味しい」で人と人、人と地域を繋ぎたいと思って活動をしております。

東京に住みながら
地域と繋がりたい人は、たくさんいて
その中でも「食」というきっかけはたくさんの人にとって
身近なきっかけです。

自分が自分の足で訪れ、その人の想いをきき
東京で形にすることができることが、とっても楽しく
厚真町を「美味しい」で伝えることができたことが、とても嬉しいです!

人の未来を明るくする力が食にあると思います!

この美味しい時間を作ってくださった
厚真町の食材たち、この場に参加してくれたみなさま
そして関係をもってくださった皆様に
この場を借りて、再度感謝を申し上げます。
どうもありがとうございました!

多くの方がニュースで知る “被災地、厚真町” とは少し違う角度から、美味しいお料理をきっかけにして町のことを身近に感じ、これからも心のどこかで気にかけていただけるとしたらうれしいことです。

次は朝どれのとうもろこしや生のハスカップ、ほっき貝を食べてみたいというリクエストもあったので、季節ごとの開催もいいかもしれませんね。次の機会をどうぞお楽しみに!



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