その人の自分らしい輝きを生み出す。厚真町LVSチーフメンターに、Team♡KATSUYAが参画。
2016年7月27日
西粟倉だけでなく、厚真町ローカルベンチャースクール2016(以下、厚真町LVS)でも、Team♡KATSUYA(勝屋久さん・祐子さんご夫妻)にチーフメンターを務めていただきます。LVSの一次選考通過者には、メンターチーム(地域メンター+外部メンター)がそれぞれの事業のサポートに入り、アドバイスを行っていく仕組みです。メンターや起業家たちをサポートしながら全体の好循環を生み出していくのが、チーフメンターであるTeam♡KATSUYAです。ベンチャーにおけるメンターの重要性や、その人の自分らしい輝きを引き出していく勝屋ご夫妻の魅力について、ご紹介します。
いいベンチャーには、いいメンターが必要です
何かに挑戦するということは、それだけ苦しい想いもするもの。ワクワクに包まれて始まる冒険の旅も、いざ始めてみると苦難の連続。でも、仲間たちとそれを乗り越えていく喜びもある。起業するというのは、そういうものだと思います。どうしてもそれなりの苦難はあるわけですが、そこを乗り越えていくために、メンターの存在が重要になります。
苦難の多くは、チームの内部の人間関係などに関連して発生するので、組織の外側から冷静にアドバイスをしてくれたり、苦しい気持ちを受け止めたりしてくれる人がいることはとても大切です。また、外側から客観的な助言をもらうことで、思い込みから解き放たれたり、課題を解決する糸口を見つけだしたりすることもできます。
抱えている悩みや課題の本質がどこにあるのか、なかなか自分だけでそれを見つけ出すのも難しいものですが、メンターの助けを借りることで、その本質を見つけ出していくことができます。メンターとは、外側にいながらにして親身になってくれる、重要なサポーターなのです。いい起業家には、いいメンターがいると言っても、過言ではないかもしれません。
ローカルベンチャー育成におけるメンターチームの役割
ローカルベンチャースクールでは、1次選考通過者には地域メンターと外部メンターからなるメンターチームをそれぞれの事業ごとに組成し、さまざまなアドバイスを行います。また、コーディネーター(エーゼロ社のスタッフ)が、起業家とメンターの間に入って調整役を担います。ローカルベンチャースクールに参加していただく最大のメリットは、「個人的な想い」を地域という舞台においてカタチにしていくためのメンターチームがつくことだと思っていただいてもいいと思います。
地域について理解を深め、地域にある様々なリソースにアクセスしていく窓口になってくれるのが、地域メンターです。厚真町役場の職員の方が必ず1名入りますが、場合によって、起業テーマに合わせて役場職員以外の町民の方にもメンターとして参画いただきます。その人にあった地域メンターがいることで、町内の取り組みや先輩を紹介してもらうなど、厚真町のことをまだあまりよく知らない人でも、地域に馴染んでいきやすくなっています。
外部メンターは、地域全体のことも含めて客観的に見ることができる、地域外の方に入っていただくことを想定しています。起業経験を持ち、先輩起業家として助言ができるような方たちの中から、今のその人のために必要だと思われる方を外部メンターとしてマッチングしていきます。外部メンターは、チーフメンターのTeam♡KATSUYAと相談しながら、選定します。
エネルギーの好循環を生み出していく、Team♡KATSUYA
Team♡KATSUYAの勝屋久さん・祐子さんご夫妻を、なんとご紹介したらいいのでしょうか。いつも悩みます。IBMベンチャーキャピタルの日本代表もされていたことがあるベンチャー育成のエキスパートで、数多くのベンチャー企業を成功に導いてこられた方で・・・という表面的な説明をすることもできるのですが、それはTeam♡KATSUYAの本質的な価値についての説明になっていない気がします。
このとっても素敵なお二人のことを言語化して説明することは、ほんとに難しいです。でも、そこをあえて私なりに言葉にしてみます。Team♡KATSUYAは、本当の自分と向き合い、本当の自分を見つけだし、自分の中にエネルギーの源泉を見出していくことをサポートしてくれる方々です。自分の中からエネルギーがあふれていく中で、良いご縁がたくさん生まれやすくなります。
勝屋久さんはプロフェッショナルコネクターを名乗っておられますが、外部メンターの紹介なども含めて良いご縁をつなぐサポートもしてくださいます。そして、自分の中からエネルギーが出てくるようになると、周囲の人たちも元気していけるし、その人たちとの関係の中でさらに自分のエネルギーも増幅されていく。そういう好循環を生み出していく力のある方々なのです。
※参考記事
人類ひとり一人がベンチャーだと思っています。(グルグルリパブリック)
http://guruguru.jp/nishihour/lvs/report/katchaman.html
IBMを48歳でリストラ勧告された勝屋久の生き方|世の中になかった「人と○○をつなぐ」職種とは?(CAREER HACK)
http://careerhack.en-japan.com/report/detail/554
Team♡KATSUYAラブログ(勝屋久さんブログ)
http://katchamans.hatenablog.com/
本当の自分と向き合うことで、人は自分らしく輝いていく
僕自身も、勝屋久さん・祐子さんとお話をしていると、自分でも気づいていない自分に出会うことがたびたびあります。「自分は、人間が苦手だし、愛情をもって人間と向き合う才能はないと思うんですよ」と言ったとき、「牧さんは、本当は人間のことも愛したいと思っているんですね」と言われて、はっとしたことがありました。
確かにそうなんです。人間が苦手だ・・・ということまでは明確に意識していたけれど、その意識の奥には、実は人間が好きで、うまく人間と接していきたいという思いが自分にはあるのだと気づきました。そんな風に、自分では分からない自分に気づくことを助けてくださったりする。
昨年の西粟倉・ローカルベンチャースクール2015でも、Team♡KATSUYAと接することを通じて、その人がその人らしく輝いていくという変化を目の当たりにしました。Team♡KATSUYAから問いかけが重ねられていくなかで、参加者のプレゼンテーションから表面的に取り繕う感じが抜けていき、その人の奥深くから、言葉とエネルギーがあふれて輝きだす。
参加者だけではありません。Team♡KATSUYAのメンタリングによって、すっきりした笑顔を見せてくれるようになったローカルベンチャーたちもいました。Team♡KATSUYAに参画いただくローカルベンチャースクールでは、きっと自分らしく輝いていける人が増えていくと思います。また、その人たちが、時間をかけて地域全体に、よいエネルギーの流れを増幅させていくことになることでしょう。