キャンプ場でも特産品を楽しんで-「プチあつマルシェ in大沼野営場」 イベント開催レポート
2022年8月19日
厚真町大沼野営場は、鯉沼地区にある「大沼」という沼を囲む町営キャンプ場です。施設は管理棟・炊事場・トイレのみ。水辺と林の自然をそのままに、自由に楽しむことができるのが魅力です。
そんな大沼野営場で2022年7月16日に「プチあつマルシェin大沼野営場」が開催されました。
開催期間中はあいにくの空模様。朝から小雨交じりで、本来は2日間の開催を予定していましたが、17日は雨天によりやむなく中止となってしまいました。
それでも野営場には朝から札幌市や近隣市町村からキャンプを楽しむ人々が訪れています。
現地に設営された特設テントでは町内で収穫した野菜や特産品の販売が行われ、旬を迎えた厚真町の名産品ハスカップや、イチゴ、トマト、ピーマン、キュウリといった多彩な町内産野菜が並びました。
苫小牧市から家族でキャンプに訪れて野菜を購入したという女性は、「野菜はこのまま今日のキャンプの料理に入れてみたいと思います。定期的にこのようなイベントがあると、遊びに来た場所での地元食材を楽しめて良いですね」と話していました。
今回のプチあつマルシェでは野菜販売の他にも、町内飲食店や薪割り体験ブース等のキャンプ場ならではの出店も行われていました。
出店者のひとり、浜厚真地区の水産加工店「めぐみ水産」では自家製ししゃも出汁が決め手の「すっごいししゃもラーメン」や特製さつま揚げ、魚の干物等を販売。
店主の佐々木さんは「外の出店は、この場で炭をおこして干物を食べることができるのが良いですね」と野外での開催を喜びます。
「プチあつマルシェの終了時間後もこのままここに残って、『月明りで干物とビールを楽しむ会』という会を自分たちでやろうと思っています。来てくれた人と月を見ながら干物を炙って食べるなんて最高じゃないですか!自分たちも楽しみながらやりたいですね。」
今回の「プチあつマルシェin大沼野営場」を主催したのは厚真町観光協会。
事務局長の原祐二さんは「大沼野営場で行うプチあつマルシェは2年目になりました。新型コロナウィルスの影響もあって、野外で広々遊べるスポットの需要が高まり大沼野営場もより多くの人が利用するようになりました。せっかく訪れた方々に、厚真町の自然環境と一緒に特産品も楽しんでもらうことができればという想いで開催しています。」と話しました。
今後も『プチあつマルシェin大沼野営場』は定期的に開催予定。
ぜひ厚真町の自然と特産品を楽しみにお越しください!