―これまでの経歴について教えてください。

大学を卒業後、ワーキングホリデー制度を利用して1年半、オーストラリアで過ごし、帰国後は道内の高校や中学校で教員として11年間勤務。その後、青年海外協力隊員としてウズベキスタンへ行きました。

―なぜ教育の世界に入ろうと思ったのですか?

小さいころから憧れていた学校の先生になりたいと思っていました。教育は「共育」であり、教えながら気づくことも多く、お互いが学びあえる世界だと考えています。

―厚真町に来ようと思ったきっかけを教えてください。

白糠町が取り組む「公営塾」を知り、高校魅力化に興味を持ちました。そのプロジェクトを手掛けているプリマペンギーノ社の求人で厚真町での募集を見つけ、働きたいと思い応募しました。

―厚真町ではどのような活動をしていますか?

厚真町公営塾(よりみち学舎)のスタッフとして、放課後の厚高生に学習指導に加え生徒たちが興味・関心のあることを一緒にやっています。例えば、キャンプをやってみたいと思っている生徒と火起こしに挑戦したり、地域の企業の仕事見学をしたりしています。地域の人たちともっと関わりを持ちたいので、積極的に行事へ参加しています。

―厚真町の印象は?

移住者にやさしい町、やりたいことが実現できる町、「やりたい」を応援してくれる町という印象です。誰かのやりたいことに対して否定しない雰囲気が好きです。町内で誰かと出会うたびに「やってみたいこと」が増えるような気がします。

―3年後の目標は?

厚高生の学校生活が充実するように、生徒の「やりたい気持ち」を大切にして一緒に生徒の思いを実現できるように取り組んでいきます。3年間の高校生活の中で、生徒が主体的に一生懸命になれることを見つけられるようにサポートしたいです。厚真高校に来れば、何か面白いことがあると思ってもらえるような環境をつくっていくことが目標です。



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