協働型地域おこし協力隊
佐藤司さん
(令和5年4月着任)

2023年12月15日

―これまでの経歴を教えてください。

大学卒業後、教師になろうと思っていたのですが、ビジネスのことを学んでみたくて一般企業に就職しました。マーケティングや経営戦略、財務のことを学んだのち、家庭教師派遣会社に転職して5年間指導技術を磨き、その後独立して家庭教師のビジネスを始めました。その時は道内のあちこちで小・中・高等学校の全教科のほか、社会人の公務員試験対策も指導していました。コロナ禍の時、知人の紹介で町内にあるSUE塾を臨時で手伝うことになり、今年4月から本格的に講師として着任し勉強を教えています。

―着任後、厚真町ではどのようなことをしていますか?

株式会社educaveに所属して、週5日SUE塾で小・中・高等学校の全教科を一人で教えています。基本的に来塾してもらっていますが、またコロナ禍のようなことが起こるとも限らないので、オンライン授業も並行して行っています。隣接する旅館が繁忙期の時は手伝いもしています。

―厚真町の印象を教えてください

町の雰囲気も子どももおおらかで、斜に構えることなく素直に物事を考えてくれるという印象です。都市部の子どもは、受験に対して危機感を抱いたり焦ったりしますが、町内の子どもは競争ではなく自分がボーダーをどう乗り越えるかを考えていると感じます。

―3年後はどうなっていたらいいですか?

苫小牧市まで行かなくてもSUE塾で十分な指導が受けられるともっと知ってもらい、たくさんの生徒が来るように頑張りたいと思います。教育に携わるようになってから、子どもたちが行きたい学校に進学したり、やりたいことができるようにサポートをすることが自分の仕事だとずっと思っているので、それを続けていきたいです。



#ATSUMA