起業型地域おこし協力隊
ペロン珠穂(みほ)さん
(令和6年4月着任)

2024年6月14日

―これまでの経歴について教えてください。

高校まで苫小牧市で過ごしました。卒業後、札幌市内の大学に通いながらアルバイト先のアパレル店で洋服の素晴らしさに魅せられました。日常に溶け込んで人を笑顔にできる洋服の素晴らしさを知りました。その人に似あう洋服をつくれる人になりたいと思い、洋服の本場フランスで勉強をすることを決めました。大学卒業後にフランスへ渡り、語学学校に通って必死にフランス語を勉強しました。その後、パリの服飾専門学校に通い、アルバイト先のパン屋さんでフランス人でパン職人の夫と出会いました。

―厚真町に来ようと思ったきっかけは?

令和2年のコロナ渦をきっかけに今後の事を夫婦で話し合った時に、夫の「日本でパン屋さんをやりたい」という目標と、「そろそろ日本に帰って大好きな祖母と過ごす時間をつくりたい」という希望を叶かなえるために帰国を決めました。パン屋開業の目標に向けて情報収集をしているときに厚真町ローカルベンチャースクールを知りました。厚真町なら希望がかなえられると思い、ローカルベンチャースクールへの参加を決めました。

厚真町ではどのような活動をしていますか?

色々な人たちの協力で店舗は決まったので、現在はパン屋さんの開業に向けて準備をしています。内装工事の打ち合わせ、パンの原材料の調達先を探したり、保健所への申請の準備を進めています。初夏の開業に向けて、忙しいながらも家族一丸となって日々、楽しい生活を送っています。

どんなパン屋さんを目指していますか?今後の夢や目標を教えてください。

4年後くらいをめどに店舗兼自宅を建てたいと思っています。まずはパン屋さんとして軌道に乗せたいです。パンを売るだけではなく、子どもたちの職業体験、パン教室、パン職人を目指す学生など、若者の受け入れも積極的にやっていきたいです。地域の子どもたちが、お小遣いで買えるようなパンも提供する予定です。子どもへの虐待防止活動や動物の保護活動にも取り組みたいと思っています。やりたいことはたくさんあります。実現を目指して頑張ります。

※ペロン珠穂さんは旦那さんのトーマさんとともに店舗開店に向けて一生懸命準備をすすめ、2024年 9月15日に開店することが出来ました。連日、多くのお客さまに笑顔でパンやコーヒーを提供しています。ぜひ、一度ご来店ください。

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ブーランジェリーペロン(@boulangerie_pellant) • Instagram



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