スポーツ振興支援員
帰山雄太さん(令和5年2月着任)

2023年3月10日

―これまでの経歴について教えてください。

東洋大学を卒業後、企業や茨城県から支援を受けながらスピードスケートの選手として、冬季オリンピックへの出場を目標にして帯広市を拠点に6年間活動していました。日本代表として3回の世界大会への出場や国民体育大会での優勝経験はありますが、オリンピックの出場はかなわず、競技者生活に区切りをつけました。地元の苫小牧市に戻り、一般企業へ入社し、働きながら外部指導者として子どもたちにスケートを教えていました。

―なぜ厚真町に来ようと思ったのですか?

これまでの半生をスピードスケートの競技者として過ごしてきましたので、この経験を生かして、スポーツに携わる仕事がしたいと思っていました。知人から厚真町でスポーツ振興支援員を募集していることを聞いて、ぜひやってみたいと思ったので応募しました。

―厚真町の印象について教えてください。

公共施設に行くと、たくさんの人に会うことが出来ます。町の人と触れ合う機会に恵まれ、交流しやすい雰囲気を感じています。あつまスタードームやスポーツセンターをはじめ、施設や環境が充実している印象があります。

―着任して間もないですが、どのようなことから始めますか?

まず、町のスポーツ環境を知るために情報を収集していきます。スポーツに関する活動に積極的に参加して、関係者や町の人たちとの交流を図っていきます。業務の中では中学校の運動部の部活動を外部指導者に移行する「地域移行化」に向けて、人材を確保するための活動やシステムづくりの準備を始めるところです。

―3年後はどうなっていたらいいでしょうか。

さらにスポーツ施設や環境の充実を図り、幅広い世代の方々が気軽にスポーツを楽しめる場をつくることが目標です。厚真といえば「スポーツが盛んな町」という印象を持ってもらえるようにしたいです。将来、町内からオリンピック選手やオリンピックメダリストを輩出することが出来たら嬉しいです。スポーツ環境に関する情報をSNSで発信することで、合宿の誘致なども出来たらいいなと思っています。



#ATSUMA