協働型地域おこし協力隊
河合祥太さん(令和4年2月着任)
2022年11月15日
―これまでの経歴について教えてください。
複数のレストランを展開する会社で統括料理長などを経験し、インテリアショップを運営する会社では、飲食店事業の立ち上げに携わり、ジビエの缶詰の商品開発を担当しました。その後、株式会社良品計画で販売部長や食品部新規事業開発部長、カフェ&ミール事業部部長を経験しました。
―厚真町ではどんなことをしていますか?
町内の株式会社GOODGOODで、主に商品の企画・開発を担当しています。野菜や果物を仕入れて加工原料として飲食店へ卸したり、加工して商品化したものを小売店へ卸したりすることを目指して準備を進めています。
―株式会社GOODGOODはどんな会社ですか?
高丘地区に開業予定だったゴルフ場の跡地を放牧畜産の現場として再活用していきながら、さまざまな人が活躍できる実証実験の場として、100年後の未来に食を残すことを真剣に考えている会社です。資材などが高騰していく中で、価格競争になっても安定して正しく美味しいお肉を提供できる畜産を目指しています。
―厚真町に来ようと思ったきっかけは何ですか?
各地の産地を見学した際、地域の課題や一次産業の課題の解決に向けて取り組んでいかないと、飲食業界が立ちゆかなくなるとの危機感がありました。そんな中、株式会社GOODGOODと出会い、商売を通じて社会課題を解決するために、これまでの経験を生かしたいと思ったことがきっかけで入社、移住を決めました。
―厚真町(北海道)の印象を教えてください。
ポジティブでいい人が多い印象です。静かで住みやすく、とてもいいところです。地の利が良くて他地域に行きやすい環境です。
―3年後の目標は?
野菜や果物をパスタソースやドレッシングに加工した商品を開発し、厚真町の名産品を増やしたいです。原材料の調達から商品開発、デザイン、販売までを一元化した食のSPA(製造小売業化)を目指し、GOODGOOD北海道というブランドを立ち上げることも目標です。
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