誰もが主役のあつま福祉プロジェクト 令和2年度の活動レポート

2021年3月1日

「誰もが主役のあつま福祉プロジェクト」は、令和元年度において寄付者の皆さまより合計28,167,698円の寄付金をお寄せいただきました。ご支援をいただき誠にありがとうございました。

令和2年度の『厚真町まちなか交流館 しゃべーる』の運営に関しては、「新型コロナウイルス感染症拡大の影響が大きかった」と、住民課福祉グループの辻友理子さんは振り返ります。通常営業を続けるのが難しい状況下で、館内で豆腐製造を営むデイワーク『里工房ほっとす』(就労継続支援B型事業所)の利用者の方々の生活リズムの維持や、働いているスタッフたちの雇用をどう守っていくかなど、対応に苦慮する場面が少なくなかったそうです。

まちなか交流館しゃべーる

カフェ営業や多世代交流の取り組みは一時自粛しても、バスの待合所はまちにとって不可欠な役割です。B型事業所の機能も、できる限り止めないようにしようと方針を決めて運営に当たりました。緊急事態宣言が解除されカフェを再開した後は、客足の回復がすぐには見込めないなか、スタッフによるB型利用者への手作りマスクの講習や、そうして完成したマスクの販売など工夫しながら何とか営業を続けました。

北海道豆腐品評会で金賞を受賞した自慢の豆腐が並ぶ

困難の多い1年ではありましたが、開設から6年が経った『しゃべーる』は、憩いのカフェとしても、おいしい豆腐を提供するお店としても確実に地域に定着しています。一方で、B型就労の場として少しずつ認知が広がっているものの、定員10名のうち利用者は今のところ4名。「ここで働きたい」という障がい者の方がもっと増えるよう、魅力をアピールしていくのも課題の一つだといえます。

そのためにも、今までは豆腐製造に限られていた利用者の業務範囲を拡張し、カフェでの接客といったほかの仕事も適性に合わせて選択できるように体制を整えているところです。そうして生き生きと働く姿を町内の皆さんにもっと見てもらうことで相互理解や交流が進むことを願って、取り組みを続けていきます。



#ATSUMA