協働型地域おこし協力隊
渡辺寿悦さん(令和3年12月着任)

2022年7月14日

―これまでの経歴について教えてください。

子どものころからお菓子作りなどが好きで、コックさんになりたいと思い調理師専門学校に進学しました。卒業後、京都での2年間の修行を含め和食料亭で4年、ホテルでパティシエを7年、ホテルのベーカリー部門や町のパン屋さんなどで20年、料理人として多くの経験を積んできました。自分でパン屋さんを経営したこともあります。

―現在はどのような活動をしていますか?

厚真町内の株式会社あつまみらいで、パティシエとして新商品の開発を担当しています。新たにハスカップの果実を加工し、パン生地で巻き込んだ食パンの開発を進めています。また、同社が運営している「ゆのみ茶屋」の店舗運営の手伝いに行くこともあります。

―株式会社あつまみらいはどのような会社ですか?

ハスカップ農園の運営を主として、ハスカップの栽培や加工品の製造・販売をしている会社です。ハスカップは品種によって酸味や甘さが異なるので、その品種の特徴を生かした商品になるように研究と努力を続けています。

―入社したきっかけは?

知人を通じて、同社代表の山口さんが12月に札幌で立ち上げる予定のゆのみ茶屋のパティシエを探しているという連絡をもらいました。山口さんに会って話をしてみると、明るくてやさしい雰囲気と陽気でやる気にさせてくれそうな人柄が好印象です。自分の経験してきたことも生かせるし、この人の役に立ちたい!やってみよう!と思い、働くことを決めました。

―厚真町の印象を教えてください。

移住する前は、雪が少ない印象がありました。住んでみると、特に昨年は雪が多く、寒さを実感しました。反面、優しくてあたたかい人が多く、とても住みやすいです。

―3年後の目標を教えてください。

可能な限り、山口さんの夢や想いを具現化していくことです。主力食材であるハスカップを使用した商品を一品でも多く開発したいです。ハスカップは、スイーツでも料理でも応用の利く奥が深い食材なので、幅広く多くの方に喜んでいただける料理が提供できるように頑張っていきます。



#ATSUMA