起業型地域おこし協力隊
和光大さん(令和4年4月着任)

2023年3月10日

―これまでの経歴について教えてください。

父の影響を受けて、8歳のころからサーフィンを始めました。中学校を卒業後、プロサーファーを目指し、オーストラリアの高校、サーフィン学科のある専門学校へと進学しました。帰国後、サーフィンのプロ資格を取得し日本各地で行われる大会をまわりました。全日本大会では優勝の経験もあり、世界で通用するプロサーファーになりたいと思いながら活動をしてきました。しかし、思うように成績が伸びない時期があり、自分が何をしていきたいのか悩んだ末、世界一周の旅に出ました。世界のゴミが多いことに気づかされ、環境問題について深く考えるようになり、こういた問題を多くの人に伝えたいと思い、ドキュメンタリー映画を製作して上映会を開催しました。

―厚真町では何をしていますか?

子どもたちを対象にサーフィンのコーチングを行っています。厚真町で撮影したサーフィンの写真や動画をSNS上に掲載して情報を発信し、ふるさと納税の返礼品の準備をしています。

―厚真町に来ようと思ったきっかけは何ですか?

北海道の人たちと出会い、縁が出来たことがきっかけです。浜厚真でサーフィンをしていたこともあり、サーフィンが盛んな厚真町で自分にも何かができると思い、移住を決めました。

―厚真町の印象を教えてください。

町は、とても静かな印象です。時間がゆっくり流れている感じがします。浜厚真のビーチにたくさんの車が並んでいる光景に驚き、サーフィンに対する情熱が強い場所だと思いました。

―3年後はどうなっていたらいいですか?

自分の武器であるサーフィンでの経験を通して、見てきたものや感じたことを伝えることで、若いサーファーが本州や海外へ出て挑戦することへの手助けが出来たらいいなと思っています。サーフィンのレベルアップを目指す人やサーフィンライフを楽しむ人の役に立てるような活動をしていきます。厚真で写真や動画の個展も開きたいです。



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