―これまでの経験について教えてください。
今まで、金融機関や農協、レストランで働きました。大学と大学院で日本の政治を学んでいた夫のすすめがきっかけで、町議会議員として通算14年活動しました。また、社会人枠で北海道大学公共政策大学院に入学し、公共政策学修士課程を修了しました。

―厚真町に来ようと思ったきっかけは?
町議会議員時代は、小規模な自治体が生き残るためにはどうしたらよいかを研究してきました。厚真町の地域おこし協力隊の取り組みは注目を集めていて、実際に自分で経験してみたいとの思いが強くなり移住を決めました。

―厚真町ではどのような活動をしていますか。
町内にある株式会社伝平さんの畑で、厚真町産メークイン「あつまいも」のPR活動をしています。これまでの経験を活かして、積極的に商品開発も行っています。厚真町のお土産として販売を開始したスイーツ「氷室熟成あつまいも夢のスクープ」の売り上げを軌道に乗せたいです。

―どのような会社ですか?
町民が誇れる商品を作りたいとの強い思いから、令和2年5月に設立された新しい会社です。「あつまいも」を使った商品開発や研究を進めています。フライドポテトや羊かん、大学いも、ポテトグラタンなど、試作を繰り返し、商品化に向けた研究や努力を続けています。

―3年後の抱負を教えてください。
まずは3年間で、今の会社をしっかりと維持・成長させることです。そのために会社のことを町内外に向けてさらにPRしていきます。
また、全国各地をリサーチし、小規模の自治体が生き残るためにはどうしたらよいかの研究を続けながら、厚真町に貢献していきたいと考えています。



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