協働型地域おこし協力隊
島崎貴裕さん(令和4年7月着任)
2022年12月21日
―これまでの経歴について教えてください。
中学生のころに観た「キャッチ・ア・ウェーブ」という映画がきっかけでサーフィンを始めました。プロサーファーを目指し、サーフィン部のある千葉県の文理開成高校に進学しました。卒業後はサーフィンの大会に出場しながら、父親が営む印刷業を手伝いました。このほか、飲食店や不動産業、営業職なども経験しました。
―北海道に来ようと思ったきっかけは?
選手としてサーフィンの大会に出場し、プロライセンスの取得を目指して活動してきましたが、厳しい現実を知り断念しました。そのあとに写真の撮影に目覚め、日本の四季を撮るために全国を回りました。次第に雄大な自然の中でサーフィンがしたい、スノーボードもしたい、四季の風景を写真に残したいとの思いが募りました。北海道には、そのやりたいことが全部そろっているので移住を決めました。
―厚真町では何をしていますか?
町内のタク―サーフで、中級者向けにサーフィンのコーチングをしながら、新規事業を立ち上げる準備をしています。具体的には、山のトレッキングガイドやスキーガイド、北海道内のサーフポイントを案内するガイド業を始めようと考えています。ガイド業に必要な資格の取得に向けた勉強や必要な道具を調達しています。
―タク―サーフはどのような会社ですか?
サーフショップを経営しています。サーフボードやウェットスーツなど関連グッズの販売、サーフィンの体験レッスンを行っています。
―厚真町の印象を教えてください。
野菜がとても美味しいです。これまであまり野菜を食べませんでしたが、厚真に来てから野菜が好きになりました。町には多種多様な人がいて、面白い町だと思います。町が浜厚真海岸とサーフィンを盛り上げようと、さまざまな取り組みをしていることがとても嬉しいです。
―3年後の目標は?
現在の中級者サーファー向けのサーフィンコーチング事業をしっかり軌道に乗せたいです。厚真を拠点にして、海と山のアドベンチャーツーリズムを実現するために、登山ガイドステージ2の合格を目指しています。また、サーフィン以外にも使えるウェットスーツの製造事業や写真展にも挑戦したいです。