協働型地域おこし協力隊
水丸和樹さん(令和4年7月着任)

2022年12月15日

―これまでの経歴について教えてください。

幼少からコンピューターやロボットに興味があり、中学時代にプログラミングの本を読んで勉強しました。しっかり学ぶため、苫小牧工業高等専門学校から北海道大学に進学しました。修士課程2年で、ウェブ開発を受託する会社を起業しました。現在は博士課程3年生です。

―厚真町ではどのようなことをしていますか?

町内のミーツ株式会社で、システムエンジニアとしてサービス提供用のアプリケーション開発などを担当しています。

―厚真町に来たきっかけは?

同社がシステムエンジニアを探していた時に、知人を通じて代表と知り合いました。準備を進めている事業内容の説明を受け、地域に必要で面白そうな事業だと思いました。共感できることも多かったので、システムエンジニアとして関わろうと思いました。

―ミーツ株式会社はどんな会社ですか?

助け合いのサービスを提供し、地域の課題を解決しようという会社です。例えば、通院などの移動手段や雪かき、草刈り、窓ふきなど、困りごとを抱える人に協力者をマッチングします。事業を通じた人との出会いでコミュニティを作ることで、さまざまな分野の課題解決につながると考えています。年内にサービスをスタートさせるための準備を進めています。

―厚真町の印象を教えてください。

海、山、川といった自然が近くにある生活はいいなと思います。地域住民との距離が近く、関係性を強く出来ることが会社のサービスにつながると思っています。厚真町には各分野で活動している人が多く、とても刺激があります。生活は大変充実しています。

―3年後の目標を教えてください。

当面は、サービスの知名度を広げて成功させることです。その後、北海道に限らずサービスを拡大するのが目標です。3年後は20代最後の年。何か一つ作り上げて締めくくりたいです。



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