企業研修型地域おこし協力隊
近藤一郎さん
(令和3年12月着任)

2022年4月18日

―これまでの経験について教えてください。
八戸市内の大学を卒業後、地元の水産会社に入社して社会人経験を積んだのち、とある縁をきっかけに、えりも町へ移住しました。水産会社での経験や趣味のサーフィンを通じて漁業に興味を抱き、漁師になりました。地域の漁業や産業を活性化したいという思いから、えりも町議会議員に立候補しました。当選を果たし、議員として活動しました。
その後、地域振興についてさらなる学びの場を求め、社会人枠で北海道大学公共政策大学院に入学しました。


―厚真町に来るきっかけを教えてください。
地域振興について学んでいくなかで、厚真町の事例を見聞きすることも多く、先輩方から「厚真町を盛り上げよう!」と誘いを受けたことがきっかけになりました。サーフィンをするために厚真町へは何度も訪れていましたので、厚真町から北海道のサーフィンを活気づけたいという思いもあり移住を決めました。


―現在はどのような活動をされていますか?
町内の株式会社伝平さんの畑という会社で厚真町産メークインの「あつまいも」を世間に広めるため、マーケティング活動などをしています。


―どのような会社ですか?
厚真町の人が誇れる商品を作りたいという強い思いから2020年5月に設立した会社です。厚真町産メークイン「あつまいも」を氷室で熟成することで最高糖度12度まで達したものを「氷室熟成あつまいも夢のスクープ」というスイーツにして販売を開始しました。厚真町のお土産として広めていきたいです。

―厚真町(北海道)の印象を教えてください。
冬の寒さが厳しいですが、空気感がよくてお米がおいしいです。移住者に寛容な風土があり、人が優しくて住みやすいマチです。

―3年後の抱負は?
「あつまいも」を一人でも多くの方に食べていただきたいです。「あつまいも」をコロッケなどに加工して商品化、販売することを目指しています。サーフィンを軸にした町づくりも推進していきたいです。イベントを実施するなど、みんながハッピーになるまちづくりに貢献していきたいです。



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