協働型地域おこし協力隊
神垣明菜さん
(令和6年4月着任)

2024年7月19日

―これまではどのような経験をされてきましたか?

高校を卒業後、夏はゴルフ場でキャディとして勤務し、ゴルフ場が閉鎖になる冬はスキー場で働きました。スポーツ用品店のゴルフ売場の担当として働いていたこともあります。その後、10年間働いた自動車の部品製造工場では担当ラインで新人教育も経験し、農業法人に転職しました。

―厚真町ではどのような活動をしています?

町内の畑のうさぎ株式会社で野菜や果物などの食品加工技術を学び、隣接する農場で野菜などの栽培方法について勉強しています。

―どのような会社ですか?

令和4年4月に立ち上げられた会社で食品ロスをテーマにこだわりのある野菜や果物を余すことなく使用し、商品に加工して販売しています。いちごのコンフィチュールやドライフルーツ、いちごのシロップ、紫蘇ジュース、乾燥野菜などがあります。冷凍した野菜の商品化も進めています。

入社のきっかけは?

道の駅などで農作物をよく買うことがあり、そこに飾られていた生産者の写真を見て「顔が見える農業に」興味を持ちました。友人の紹介で農作業を体験したのが、今の畑のうさぎ株式会社です。会社代表の実家での体験がとても楽しく、本格的に働きたいと思うようになりました。農業法人に転職して2年が経ち、畑のうさぎが新しく取り組もうとしている事業強い共感を抱いたため、入社を決意しました。

今後の目標は?

1年目の目標は、農業や野菜の知識を身につけることです。日本農業検定やオーガニック野菜アドバイザーの資格取得に挑戦し、食品加工の技術をしっかり学んでいきます。2年目は営業経験を積んで販売力を強化したいと考えています。3年目には新商品の開発にも携わり、業務全般をこなせるようになりたいです。着実に業務を覚え、これまでの経験を生かして畑のうさぎを盛り上げていきたいです。いちごのコンフィチュールといちごのシロップが特におすすめです。大勢の方に味わっていただきたいです。

神垣さんが働く、畑のうさぎ株式会社の詳細はこちら⇓
畑のうさぎ/北海道/厚真町(@hatakeno.usagi) • Instagram



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